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館山市沖ノ島周辺の「アマモ場」の再生に向け、官民でつくる「沖ノ島について考える検討会議」は
今年度、アマモの移植など実践的な活動を始める。種を取って苗を育て、海に植え付けて増やそうという。
市民ぐるみでの取り組みにしたい考えで、17日には市民向けに説明会を開催する。
海草のアマモがまとまって生える「アマモ場」は、小さな海の生き物が生息する「海のゆりかご」と
呼ばれる。沖ノ島でも以前は広く生息していたが、ここ数年で減少して、点在するような形に姿を変えて
しまった。
こうした現状を受け、同会議では昨年度からメンバーのNPO法人たてやま・海辺の鑑定団を中心に
再生に向けた取り組みを開始。減少の原因研究に向けた調査をしていた。その結果、アイゴという魚に
食べられていることが判明。今後はアイゴを減らす手段を検討しつつも、まずはアマモ自体を増やして、
再生に取り組むことになった。具体的には、5・6月ごろの干潮時に海に入ってアマモの種を採取し、市内に
ある大学研究施設で苗まで育て、来年春に海に移植する計画。
活動にあたっては、同検討会議だけでなく、学校や地域ぐるみの取り組みとして、地域の宝である沖の島を
地域で守る機運の醸成につなげたい考えで、地元の館山小と一緒に取り組むほか、広く市民にも参加を呼び
掛けている。
17日 午後7時から 館山市コミュニティセンター 市民向け活動説明会
同検討会議アドバイザー 海洋環境専門家 木村尚さん 参加無料 先着100名程度
問い合わせ NPO法人 たてやま・海辺の鑑定団 「沖ノ島について考える検討会議」事務局の市商工観光課
こちらの木村尚さん、もしかしてだけど?DASH島の人ではないでしょうーか!
